我が家が関西で中学受験に挑戦する理由・動機・意義について
こんにちは!関西の中学受験ブログのマグロです。
中学受験を検討している小2の長女(エビちゃん)と年中の長男(サーモンくん)がいます。
今回は我が家が「中学受験に挑戦しようと考えた理由」について、まとめてみようと思います。
同じく関西で中学受験を検討している家庭の参考になれば幸いです!
関西の中学受験事情
東京を中心とする関東と比較して、大阪を中心とする関西は「公立志向」が根強く、まだまだ中学受験率が低いです。
近年は上昇傾向にありますが、関西での中学受験率は10%前後となっています。
関西の中学受験事情については、下記の記事にまとめています!
そんな関西で、(多額のお金をかけてまで)我が家が中学受験に挑戦する理由について説明したいと思います。
関西で中学受験に挑戦する3つの理由
関西在住の我が家が、中学受験に挑戦する理由は、大きく分けて下記の3つです。
理由① 大学受験に向けて
マグロは子どもには「関関同立」以上の偏差値の大学に行って欲しいと思います。
偏差値が全てでは無いということは重々承知していますが、未だに就職活動では「学歴フィルター」があることは明確な事実です。
各会社の採用担当者は人数が限られているので、全ての応募者を細かに見ることなど不可能です。
そのため、学歴フィルターでボーダーラインを設けることは合理的であり、今後も無くならないと思っています!
将来、子どもがどうしても就職・入社したい業界・会社ができたとしても、そもそも学歴フィルターに引っ掛かってしまっては、「面接」という土俵にすら上がれないことになってしまいます。
子どもの可能性を狭めないためにも、大学受験を見据えた学習・教育を、小学校のうちからさせてあげたいと思っています。
関西で関関同立以上の偏差値の大学ならば、学歴フィルターで足切りには、まずならないだろうと考えています!
また、子どもの学力の伸び次第では「国立大学」にチャレンジして欲しいと考えています。
国立大学を目指す場合、2025年からの大学入試共通テスト大幅変更への対応は避けては通れません。
中でも、子どもが自分で作成することになる「特に優れた学習成果」への対応は、公立高校の3年間で対応するには大学入試に圧倒的不利だと、マグロは考えています。
中学受験をして私立の中高一貫校に入れば、6年間で「特に優れた学習成果」に対応してくれます!
また、その他の大学入試対策にも、6年間の期間を使って対応できます!
以上から、中学受験は大学入試を見据えた「特急券」だと考えています。
理由② 高校受験の回避
もちろん「私立高校→大学」ではなく、「公立高校→大学」のルートもあります。
ただ、公立で考えた場合、公立中学はどこの中学でも学力に大きな差はありませんが、公立高校には明確に「学力の差」があります。
どこの公立高校に進学するかで、どこの大学に進学できるかは、大勢が決してしまうのです。
進学実績が良い公立高校に行くためには、高校受験で良い結果を残さなければなりません。
関西ではこの「高校受験」が非常にやっかいなのです。
関西の府県によって多少差はありますが、関西の高校受験では「内申点」が非常に重視されます。
この「内申点」は国・数・理・社・英の主要5教科だけでなく、副教科(音楽・技術家庭・保健体育・美術)の成績も影響します。
さらに、タチの悪いことに、この内申点はテストの点数だけで決まるのではなく、「関心」「意欲」「態度」等の、曖昧(もっと悪く言えば、学校の先生の主観)な判断基準で決まります。
学校の先生も人間ですので、生徒の好き・嫌い、性格の合う・合わないにも左右されます。
つまり、「学校の先生ガチャ」による影響が大きいのです。
「学校の先生ガチャ」のハズレを引いてしまうと、内申点が悪くなってしまい、どれだけ賢い子で本番のテスト結果が良かったとしても、受験で不合格となってしまいます。
こうなってしまうと、大学受験にも非常に不利となります。。。
「学校の先生ガチャ」による不明瞭な内申点の評価を避けるためにも、中学受験に挑戦したいとマグロは考えています。
理由③ 語学力(英語)の強化
最後の理由は、語学力(主に英語)です。
マグロ自身は公立高校→国立大学なので、高校時代の英語の成績は良かったです。
ただ、ペーパーテストは得意だったのですが、実際に英語を喋れるかと言うと。。。全く喋れません。
マグロが通っていた公立高校は偏差値は高い学校だったのですが、英語の教師は明確に「受検英語」を教えていました。
高校の3年間では、実用英語を教えられず、受検英語の対策だけになるのは、ある意味仕方がないことです。
一方、私立の中高一貫校ならば、6年間あります。
そのため、大学受検のための英語教育だけではなく、実用英語を身に付けるための英語教育をカリキュラムに取り組むことが可能なのです。
実際に、「英語での授業」や「短期のホームステイ」等をカリキュラムに組み込んで、実用英語に力を入れている私立中高一貫校はたくさんあります!
マグロ自身、英語が喋れずに苦労したことは、社会人になってから山ほどあります。
子どもには同じような思いを少しでもして欲しくなく、学生のうちから生きた英語、実用英語を身につけて欲しいと考えています。
中学受験は子どもと一緒に一生懸命取り組む、良い思い出
当たり前ですが、中学受験にはお金が多額にかかります。
どのくらいお金がかかるかは、下記の記事を参考にしてくれればと思います。
「公立高校→一流大学を目指せるルートもある中で、多額のお金を払ってまで私立中高一貫校を目指す必要はあるのか?」
損得勘定が強い関西では、そのように考える家庭もあるでしょう。
しかし、マグロは上記3つの理由から、子どもたちに中学受験に挑戦させます!
子どもと一緒に何かを本気で一生懸命やれるのは、中学受験が最後なのではないかと考えています。
マグロの人生でも良い思い出になるのではと思ってますので、全力でサポートするつもりです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!