中学受験に向けて低学年のおすすめ解き直しノート術!長期休暇で大活躍!
こんにちは!関西の中学受験ブログのマグロです。
中学受験に挑戦する小2の長女(エビちゃん)と年中の長男(サーモンくん)がいます。
今回は中学受験家庭の必須アイテムと言っても過言ではない「解き直しノート」について、「低学年での活用術」を紹介します。
我が家と同じように、低学年で進学塾に通っている家庭の参考になればと思います!
解き直しノートとは?
ネットで中学受験勉強には「解き直しノート」が効果的という情報を見るけど、解き直しノートって何だろう?
まずは「解き直しノート」とは何かについて、説明します!
解き直しノートとは、テストやテキストで「間違えた問題」や「苦手な単元」を1つのノートに集めた、自分だけの「オリジナル問題集」のことです。
「解き直しノート」と名前がついてますが、ノートにオリジナルの解き直し問題集を作っているイメージです!
テキストやテストの問題全部を再度解くのではなく、間違えた問題や苦手な単元だけを解いた方が、学習効率が上がりますよね。
限られた勉強時間の中で学習効果を出すために、解き直しノートは「中学受験の必須アイテム」となっています。
解き直しノートの形式は様々!
一言で「解き直しノート」と言っても、種類は家庭によって色々とあります。
ノートではなくルーズリーフで作る家庭、コピー機を使うのではなく手書きで作る家庭、答えや解答欄も一緒のノートにする家庭や別々にする家庭等々、家庭によって様々な種類があります!
量が膨大になってくると、解き直しノート作成に大変な時間がかかるので、家庭に「コピー機」が必須になります。
中学受験に挑戦する家庭は「A3対応コピー機」を、早めに購入しておくことをおすすめします。
テストがB4やA3サイズなので、ノートとサイズが合わず、解き直しノートを作成するのに、どうしてもB4やA3の縮小コピーをする必要がありますので、大きなコピー機が必要になるのです。。。
値段と性能を考えて、brother(ブラザー)のMFC-J7500CDWがコスパ最強です!
少し前のタイプですが、めちゃくちゃ使い勝手が良いです!
低学年からの解き直しノートの作り方
解き直しノートに色々な種類があることはわかったけど、我が家はどんな解き直しノートを作ったら良いのかな?
様々な種類がある「解き直しノート」ですが、低学年におすすめの作り方を具体的に紹介します!
リサーチ・試行錯誤した方法で、費用対効果を重視しています。
【低学年用の解き直しノートの作り方】
- テスト・テキストの、間違えた問題をチェックする(子ではなく親がやる)
- チェックした問題・答えをコピーする
- 市販の学習ノートの左側に問題コピーを貼る。答えコピーは問題コピーと同じ順番で別途ホッチキス止めしておく
- 答えに間違えた理由も書いておく
- 全体の正答率が低い問題は外す(重要)
以下で、一つ一つ解説していきます!
①テスト・テキストの、間違えた問題をチェックする(子ではなく親がやる)
まず、テスト・テキストで間違えた問題をチェックしていきます。
我が家では、問題番号に「/」を付けています!
この作業で、解き直しノートの基となる問題を収集します。
また、このような作業を子どもにやってもらう家庭もあると思いますが、低学年のうちは親がチェックした方が良いと思います。
低学年のうちから勉強を頑張っているのですから、子どもには1秒でも遊びの時間・自由時間を確保してあげた方が良いと思います!
②チェックした問題・答えをコピーする
①の後、しるしを付けた問題をコピー機で印刷します。
問題を印刷したら、忘れずに「答え」も合わせて印刷しておきます。
細かいことですが、「問題1→1の答え→問題2→2の答え→問題3→」のようなかたちで印刷していった方が、後工程を考えると楽になります。
量が少ない場合はコンビニのコピー機でも大丈夫ですが、だいたいの場合は大量になるので、前述の通り家庭でのコピー機購入をおすすめします!
余談ですが、コンビニで大量の印刷に戸惑っていると、順番待ちのプレッシャーを受けることが多々あります。。。
私も何度かプレッシャーを受けて印刷漏れやミスコピーしたことがあります!笑
③市販の学習ノートの左側に問題コピーを貼る。答えコピーは問題コピーと同じ順番で別途ホッチキス止めしておく
そして、コピーした問題を市販の学習ノートの左側に貼っていきます。
ノートの右側は、式や問題を解くために空けておきます。
うっかり両側に貼ってしまわないように注意しましょう!
答えについてはノートに貼らず、問題の順番にホッチキス止めしておきます。
④答えに間違えた理由も書いておく
最後の仕上げですが、コピーした答えには「間違えた理由」を書いておくことをおすすめします。
間違えた理由を明文化しておくと、復習の際に、理解していない理由が明らかになるので、勉強の効率が良くなります。
同じ理由で何回も間違える単元は、徹底した復習が必要だとわかります!
⑤全体の正答率が低い問題は外す(重要)
浜学園では、毎週に復習テスト、月に1回公開テストが行われます。
復習テストは浜学園で先週に学んだことが定着しているかのチェック、公開テストはいわゆる「実力テスト」です!
解き直しノートは、テストやテキストで、間違えた問題を集めたノートですが、公開テストから問題を集める時は注意が必要です。
浜学園の公開テストは「日本の小学生が受けるテストの中で一番難しいテスト」とも言われています。(本当かはわかりませんが)
そのため、多くの生徒が解けない「超難問」が出題されます。
解けていないからといって、この超難問まで解き直しノートに入れると、失敗します!
超難問は、その学習単元を深く理解していないと解けません。(中には深く理解していても、ヒラメキが無いと解けない問題もあるでしょう)
単元の理解が深まらないと、何度やっても解けない難問は解けません。
そうなると子どもの負担が大きく増えて、モチベーションの低下に繋がってしまいます。
低学年のうちは超難問を解けるようにするよりも、「勉強の習慣付け」「学習モチベーションの維持」の方が圧倒的に大事です。
解き直しノートには、正答率10%以下の超難問は入れないようにしましょう!
解き直しノートは「苦手な単元を潰すためのノート」と割り切ることを、おすすめします。
低学年からの解き直しノートの使い方・活用術
解き直しノートの使い方はわかったけど、いつやれば良いの?宿題をやるのが精一杯で、全然時間が無いんだけど。。。
低学年のうちは、解き直しノートは長期休暇での活用がおすすめです!
「宿題+解き直しノート」を日々の学習に取り込むのが理想ではあると思うのですが、低学年の子どもの「集中力」は、それほど長く持ちません。
そこで、日々の勉強は宿題に集中して、解き直しノートは春休みやGW等の「長期休暇」に活用するというのが、低学年のうちのおすすめの使い方です。
我が家では低学年(3年生)のうちに浜学園の季節講習を受けさせるつもりは無いので、解き直しノートを最大限に活用する予定です!
最後に
低学年からの「解き直しノート」の作成方法・活用方法は以上になります。
最終的には各家庭にあった方法をとるのが一番だとは思いますが、試行錯誤した方法ですので、低学年の子どもをもつ家庭は、ぜひ参考にしてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!